試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

昨日課題だった努力量やエナジー、勝ちたいという気持ちについては良かったが、一体感の部分が足りていなかった。

《試合総括》
昨日課題だった努力量やエナジー、勝ちたいという気持ちについては良かったと思います。
試合開始から強い気持ちを持って臨むことができました。
ですが、一体感の部分において足りていなかったように思います。
西宮さんはそれができていた、その一体感の部分が試合の大切な局面での差につながってしまったのだと思います。
まだ我々は自分たちのアイデンティティーの確立のために頑張らなければならない段階にあります。
しかし、誰を欠いた状況でもハードにプレーできたことについては、選手たちのことを非常に誇らしく思います。
次の試合の山形戦はおおよそ1ヶ月ぶりのホームでの試合になるので、そこでしっかりと力を発揮できるように頑張ります。

(第1Q、第3Qでそれぞれリードを広げられてしまう展開になりました)
非常にタフのシチュエーションだったと感じています。
今節#6 小林大祐選手、#22 ニコラス・カナー・メドリー選手が出られないという状況で、彼らがいれば悪い流れを断ち切るようなプレーをしてくれたかもしれません。しかし、彼らがいない中でもコートに立った選手が素晴らしいプレーをして、重要な局面で相手のスコアを止めたり、素晴らしいスコアを決める場面もありました。我々はまだまだやれると思います。
コーチとしては、このゲームは勝てるはずの試合でしたので、それだけに残念に思う部分も多いですし、少し運が向いていなかった部分もあったと思います。
次の試合では我々に流れが来るように、流れを引き寄せられるように頑張りたいです。

(一体感が足りない、という言葉や、ターンオーバーが多く起きてしまうという部分について、コミュニケーション面に課題があるのでしょうか)
今まで戦ってきた仙台、群馬、西宮のチームというのは、今いるメンバーで長年やってきていることもあり、お互いを知り尽くした、経験のある、成熟したチームだと思います。
我々は今シーズン新しいコーチングスタッフ、新しい外国籍選手、新しい選手を迎え、新しい哲学をもってプレーをするチームですので、そういったチームの一体感を生み出すというのは簡単なことではありません。
もちろんそれは言い訳にできないことではありますが、間違いなく、簡単なことではないチャレンジだと思っています。
また、我々の課題としては、ベンチから出てくる選手たちがスタートの選手たちと同じレベルでプレーできるようにしなければならないということです。
誰が出場しても同じようなレベルでプレーできるようにしていくことが、チームとして向き合っていかなければならないことです。

(次節ホーム山形戦ではどのような試合をみせたいですか)
ここまで3節連続アウェーで、レベルの高い相手と戦わなければならないことは非常にタフなことでした。
ホームに戻ったときには、さらに大きなエナジーをもって、ファンの皆さまにも強いサポートをしていただいて、全く違ったゲーム展開を見せたいです。

ダイジェスト