ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

この勝利に対してチームを誇りに思う。ハードにプレーをしながらもスマートに、賢くエナジーを出せていた。

《試合総括》
この勝利に対してチームを誇りに思っています。
昨日のゲームでは非常に悪いプレーをしてしまい、また、試合を受けて何人かの怪我人も出てしまいました。
昨日はエナジーの足りないプレーになってしまっていたのですが、今日はハードにプレーをしながらもスマートに、賢くエナジーを出せていたと思います。
このような試合で勝利をできたことに対し、選手はもちろん、ロボッツの組織、ファンの皆様のことを誇りに思います。
ここからホームゲームも増え、リズムを掴みやすくなってきますので、今日のような試合を普段から続けられるようにしていきたいです。
繰り返しになりますが、この逆境をのりこえた選手のことを、本当に誇りに思っています。

(スターティング5のメンバーを3名入れ替えましたが、その意図は)
今日の試合に関しては、それ以外のオプションはなかった、ということもありますが、ウィル・クリークモア選手への期待もありましたし、ジャーラ志多斗選手が効果的に影響力を及ぼす役割を担ってくれると信じていました。
ジャーラ選手は実際に大きな力になってくれましたし、彼の存在がシーズン終盤に大きな力になってくれるに違いないと確信しました。
彼らを含め、今日コートに立った全員がこのような厳しい状況の中で力を発揮してくれたことが勝利に繋がったと感じています。

(4Qに熊本の追い上げがありましたが、勝ち切ることができた要因は何だと考えていますか)
まず、私にとっても、熊本さんのヘッドコーチにも言えることだと思いますが、日本のバスケは我々にとって新しいものであり、自分たちのバスケを日本にどう適応させるか、それを確立させようとしている段階だと思います。
その中で大切になってくるのが、どうプレーをつくりあげるか、ということです。
賢くプレーができ、試合をつくることができた試合については、これまでも勝利ができています。
追い上げられた場面でも、落ち着いてプレーをつくりあげ、さらに鍵となったシュートを沈めることができた、それが今日勝ちきることができた要因だと思います。
ディフェンスにおいても、オフェンスにおいても、一体となってプレーすることが大切だと強く感じた試合でした。

ダイジェスト