試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

前半についてはチームが一体となって良いプレーができていたが、後半の出だし5分で厳しさが出てしまった。全員のコンディションを戻し、全員が一体となってプレーできる状態にすることが大切。

《試合総括》
前半については非常によくプレーができていたと思います。チームが一体となって戦っていられたのですが、後半の出だし5分間で厳しさが出てしまいました。
仙台がスコアして我々ができない時間が続き、相手の攻撃に対応することができませんでした。
怪我人が多いという状況を差し引いても、非常に悪いパフォーマンスをしてしまったと思います。
そのために今解決できることをしっかり行っていかないといけないと感じています。
どのような形でゲームに臨むにしても、勝つためにゲームをプレーしなければなりません。
仙台さんは非常によくコーチングされたチームで非常にベストなゲームをしていたと感じていますが、我々はまだ成長段階で、練習もうまくいかない状況です。
それでも昨日は勝つチャンスがあり、今日も前半までは良い戦いをしていました。
そういった中でもこのようなゲームをしてしまったこと、ファンやロボッツに関わる皆さまをがっかりさせてしまったことを申し訳なく思っていますし、ここから変えていかなければと思っています。
そのために我々はまず全員のコンディションを戻し、全員が一体となってプレーできる状態にすることが大切です。そうすれば相乗効果が生まれて、他の素晴らしい相手チームにも戦えると感じています。まずコンディションを保ち、バスケットの良いスタイルを見つけられれば、良くなっていくと感じています。

(第3Qでターンオーバーから速攻を決められた場面がいくつかあったが、攻撃の連携が取れなくなってしまった要因は)
明確な答えが現状ないのですが、ハーフタイムの後には自信をもって、チームとしても良い雰囲気で後半に臨むことができました。
しかし、最初の数プレーのあとに我々はプレーが止まってしまいました。そしてターンオーバーからの失点により相手により大きなエナジーを与えてしまったと思います。
その後、多くの選手が100%ではない状態、怪我や疲れを抱えた状態でプレーして、十分な交代要員もいませんでした。問題を解決するためにはそこが大きな要因だと思います。

(今日を踏まえて今後どう戦っていきますか)
まだ47試合が残っていますし、これからどんどん良くなっていきカムバックできると考えています。しかし、そのためには外国籍選手が1人しかプレーできないという状況は避けなければいけません。
今のところ運が向いていないようにも感じていますが、まだ47試合あるので、ここから巻き返すチャンスはまだまだありますし、そのためには外国籍選手がフレッシュな状態で、かつ全員の日本人選手が一体となって戦う必要があります。
プレシーズンで非常に高いところにあったところから今コンディショニングも取れていない状況で、そこをまずはうまくアジャストしていかなければならない状況だと考えています。

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試合後選手コメント(#27 眞庭城聖)

怪我人が多く出ているという状況で、今出ているメンバーが試練だと思い耐えて乗り越える時期。今はチームが一致団結してコミュニケーションをしっかりとり同じ方向を向き続けることをチーム全体で通していきたい。

《試合総括》
怪我人が多い中で試合の組み立て方も難しかった部分はありますが、前半はそれでも3点差で折り返すことができました。しかし、後半の入り方が今日のゲームを物語ってしまいました。点を取りたかったところで連続ターンオーバーして相手に得点を決められて、そのまま試合が終わってしまったのが非常にもったいない試合だったと思います。

(ターンオーバーが連続で出てしまった要因は)
個々の選手たちの得点したい、チームを勝たせたいという思いがそれぞれある中で、みんなが個を出しすぎてしまい、そこでゲームをどのように組み立てていくかが明確ではなかったと思います。後半は、入りで集中力が欠けたミスも多かったですし、序盤で点差をつけられてしまい、みんながが沈んでしまいました。それぞれの精神的な部分の弱さが出てしまったと思います。

(外国籍選手が一人しか出られない状況で眞庭選手がティルマン選手の得点を抑えているように感じたが、自身のディフェンスへの評価は)
今シーズンは外国籍選手につくことが多く、自分にとっても自信になっています。
ティルマン選手の怖いところは3Pシュートとオフェンスリバウンドだったので、そこを徹底して抑えようと思って臨みました。結果的に全部で6点に抑え、3Pが0本、オフェンスリバウンドが1本だったということは、個人的には良くできたと思います。

(怪我人が多い中で自分の役割が変わっていくことに関してどう思うか)
今シーズンに始まったことではないですし、去年は2,3,4番、今年は3,4番ということで、自分がやる役割として4番をやっているときは、ボールをうまく回すことや、なるべく周りの動きを止めないようにパスを左右にふるなどという部分を意識しています。
プレーの幅が自分の武器でもあると思うので、より信頼を得られるようにそこはこれからもっと精度を高めていきたいと思っています。

(今後の戦いについて)
怪我人が多く出ているという状況で、今出ているメンバーが試練だと思い耐えて乗り越える時期だと思っています。そこで全員が揃ったときに自分たちの本来の力というのを出して、本当に勝てるチームになっていくと信じているので、今はチームが一致団結してコミュニケーションをしっかりとり同じ方向を向き続けることをチーム全体で通していきたいと思います。

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試合後選手コメント(#6 小林大祐)

今日の前半や昨日の第3Qまでなど、ある程度崩れないディフェンスというのが少しずつ修正できている。まずは怪我人が復帰してメンバーが揃うことが一番。ただ、怪我人がいる中でも試合の読みの質を上げられるよう、一人ひとりが頭を使って考えてチームの意識を統一することが重要。

《試合総括》
怪我人が多くビッグマンがいない中で、日本人選手たちでどう戦っていくかというところでしたが、今回不運もあったとは正直思っています。
ただ今日の前半や昨日の第3Qまでなど、ある程度崩れないディフェンスというのが少しずつ修正できているのではないかと思っています。
なので今回の結果をそこまで悲観的には思っていないというのが正直な感想です。

(怪我人が多く流れも良くない中で、今のチームに必要なこと)
まずはやはり怪我人が復帰してくれること。自分もここまでの状況は経験したことがありません。
自分自身も3×3の活動で離脱していた時期がありましたが、残ったメンバーが本当に頑張ってくれていたのだと感じました。
やはりまずはメンバーが揃うことが一番だと思います。
ただ、メンバーがいないと勝ち星を増やせないかということではないと思うので、メンバーがいない中でどのように戦っていくかを考える必要があると思います。
そういう意味では、昨日の第3Qまでのディフェンスや今日の前半までの戦い方というのは非常に評価できると思います。

(怪我人がいる中での戦い方について)
今4番が久保田であったり、スタートは眞庭が慣れない中やってくれましたが、一番は試合の読みが重要だと思います。
この場面でどういうプレーが効果的なのか、どういうプレーをやってはいけないのか、誰にシュートを打たせるのかを常に頭で考えてプレーしていないと、苦しいチーム状況で戦うと不利になってしまう。その辺りを頭を使って戦うとイーブンには持っていけると考えているので、まずは本能で動くのではなく一人ひとりが頭を使って考えてチームの意識として統一することが一番重要かと思います。

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