試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

我々自身が本来持っているものを失ってしまっている。

《試合総括》
率直に申し上げますと、残念な気持ちであり、特に後半のパフォーマンスについては非常に残念に思っております。
我々は今、コンデイションの面で大きな問題を抱えており、2人の外国籍選手が出られないという状況での試合となりました。
しかし、我々がコートでプレーをする以上、エナジーをもってプレーしなければならないと思っています。それが出し切れませんでした。
越谷さんはエナジーをもって非常にいいプレーをしていましたし、ライバルのような関係にある茨城を倒そうというエナジーに溢れていました。
我々の方がエナジーを出して、クラブや関わってくださる皆さまのために戦う姿勢をみせなければならないのですが、そういった部分をみせられなかったことに対して、非常に残念に思っています。

(失点が多い試合となりましたが、その要因は)
我々自身が本来持っているものを失っている、という印象です。
外国籍選手2名が出られないという厳しい状況であり、例えば今日ウィル(・クリークモア)選手のサイズ、リバウンド能力があれば大きな助けになっていたというのも確かです。
眞庭(城聖)選手はすばらしいプレーヤーで、4番ポジションもプレーできるのですが、40分プレーしなければならない状況で、彼に大きなプレッシャーがかかってしまいました。
全体を通して安定性、継続性のない内容となってしまい、それが失点の多さにつながったのだと思います。
前節仙台戦の1日目はいいディフェンスができていましたし、2日目も前半まではいいディフェンスができていました。
しかし、仙台戦の後半から今日にかけて、言ってしまえば6クォーター連続でよくないディフェンスをしてしまっているという状況です。
ラインナップによるディフェンス失われており、リバウンド面でも苦しむところがありました。
二ノ宮(康平)選手はディフェンス面でのリーダーシップを発揮してくれる選手であり、彼が出られないということも厳しい戦いとなっている要因のひとつではあると思います。
プレシーズンの時にはもてていた自信をベンチメンバーも失っている印象があります。

(明日に向けて)
明日の試合では本当に、今まで見たことがないくらい非常にタフにファイトしなければならないと思っています。
全員が緊急性を持って、奮闘し、何が起ころうと、誰であろうと、やらなければなりません。
周りからみても我々がプレシーズンででできていたレベルのプレーができていないことは明らかなことですので、一体となってプレーをしたいです。

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