試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

昨日と同じように高い努力量と集中力をもってプレーしていたが、序盤にダニエル・オチェフ選手を欠いてしまい、そこが大きな違いになってしまった。

《試合総括》
まず今日の試合に勝利したFE名古屋の皆さんに敬意を表したいと思います。
彼らは非常にタフにプレーをするチームで、またこの会場の大きな声援も大きな味方になっていたと思います。
我々も昨日と同じように高い努力量と集中力をもってプレーしていたのですが、その中で序盤にダニエル・オチェフ選手を欠いてしまい、そこが大きな違いになってしまったと思っています。
オチェフ選手がいたならば、彼が昨日パフォーマンスで示したように、ディフェンスで大きな影響力を発揮し、さらにローテーションで違った変化を得られたと思っています。
しかし、厳しい状況でもハードに戦った我々のチームを非常に誇りに思っていますし、この勝利を得られなかったことを非常に残念に感じています。

(序盤はいい流れを作りながら2Qで苦しい展開となり、そのまま立て直しきれずに敗戦という結果になりました。試合の中で修正しきれなかった要因は何だったと思いますか)
明らかなこととしては、オチェフ選手が序盤でファウルトラブルに苦しんでしまったこと、その後怪我でアウトになってしまったことです。
それによってタフなゲームシチュエーションになってしまったと思います。
もちろんジャーラ選手もタフに良いプレーをしましたが、オチェフ選手の能力が失われてしまったことはチームにとっては大きかったです。
オチェフ選手はスコアリングが特別多いというわけではないのですが、オフェンスにおいてもディフェンスにおいてもチームをひとつにするために、チームを繋げるために、数多くのことをやってくれる選手です。
それが、コントロールできない部分で、試合を苦しくしてしまった要因だったと思っています。
それでも、3Qで非常にハードにプレーをしたように、どのような状況でも戦うプレーが間違いなくできると思いますし、我々ができることに限界はないと思っています。3Qで点差を詰めるようなパフォーマンスをしましたが、詰めきれず、逆に点差を広げられてしまったことは残念に感じています。

(西宮戦に向けて)
先週末、今週末と非常にいいバスケットボールをプレーできたと感じています。
結果に繋ぎきれていないもどかしさはあるのですが、チームの状況としては非常によくなってきていると思っています。
来週はアレックス・ジョーンズ選手のホームでのお披露目にもなりますし、怪我から復活が期待される選手もいますので、チームはさらにいい状況になり、どんな相手とやってもいいマッチアップになることを確信しています。
全員が一体となって高いレベルでプレーすれば間違いなくいい結果になると思いますので、しっかりと準備していきたいと思います。

ダイジェスト