試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベドット

タフな状況の中でもファイトがあり、真の意味での戦いをみせてくれた選手を誇りに思う。

《試合総括》
まずはじめに山形さんに対する多大なるリスペクトをお送りしたいと思います。
新しく就任したヘッドコーチはまだ若いにも関わらず、非常にハードに戦うチームをつくられていました。
しっかりとオーガナイズされており、スカウティングもよくしている素晴らしいチームだと感じました。
我々については、まだベストなバスケットボールができていなかったと思います。34本のフリースローを得ることができましたが、そのうち14本もミスをしてしまいました。
相手に対するリバウンドで圧倒することはできましたが、それでも満足のいく結果ではなかったと思います。
また、アシストのところでチームで14本しかなかったということは、我々がまだボールをうまくシェアできていないということを意味していると考えています。
今回の勝ちに満足することなく、次に向かっていきたいです。
最後に、ダニエル・オチェフ選手についてですが、我々にとって彼は大きな存在なので、彼が退場になってしまったこと、次の試合の出場に関しても、真剣に考えなければならないと思っています。
しかし、タフな状況の中でも我々にはファイトがありました。
他にもコンディションの整わない選手がいる中でも、真の意味での戦いをみせてくれたと思っています。
そしてそこに決意と強い思いを備えた戦う姿勢があり、こうした状況を切り抜けることができたのだと思います。
そのような試合をみせてくれた選手たちを非常に誇りに思いますし、この4連勝を、まずは次の神栖開催東京Z戦で6連勝につないでいくことができればと思っています。

(終盤までクロスゲームとなりましたが、第4Qで差をつけることができた要因は?)
ゲームに関しては色々な見方があると思いますが、私はロボッツに対するポジティブな見方をしたいと思っています。
まずひとつの要因としては、ストレングスコーチの柴田コーチがこれまでのトレーニングで選手を非常にタフにしたことによって、後半になっても足が動くようなタフさを選手がもつことができていたと思います。特にここ3試合で後半が非常に良いゲームができていたと感じています。
他の要因としては、選手がお互いのことを信じ合えていたということ、それぞれが今ある状況を感じ取ることができたこと、そしていくつかのビックショットを決められたことがきっかけになったと思っています。私としては彼らの戦いを非常に気に入っています。
選手たちは本当にタフになりました。

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