試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

アンソニー・ガーベロット

広島に3度目の2点差での敗戦となった。残り2分まで間違いなく試合をコントロールすることができていたが、流れが変わってしまった。

《試合総括》
非常に残念な結果となってしまいました。
ロボッツとして、今シーズン広島さんとの対戦は3度目ですが、3度目の2点差で負けてしまうゲームとなってしまいました。
我々は残り2分まで間違いなく試合をコントロールすることができていましたが、朝山選手に重要な3P2本を許してしまい、そこで流れが変わってしまいました。
こうしたチームを作り上げた広島ドラゴンフライズのヘッドコーチ、コーチングスタッフ、そして選手たちに多大なる敬意を送りたいと思います。
我々は現状、非常にアップダウンのあるシーズンを送っています。
しかし、B2首位を走る広島さんと、そう遠くない位置にいると思っています。
我々は勝ち切るために、しっかりとゲームを締めるところと向き合わなければなりません。
また、今日の試合ではフリースローのミスが致命傷になってしまったと感じています。
これはここ最近のゲームでも言い続けていることでもあるのですが、今回も10/18と非常に低い成功率となってしまいました。
ここであと数本決まっていればまた違った結果になっていたのではないかと感じます。
繰り返しになりますが、結果としては非常に残念なものになってしまいましたが、明日に備えてまたしっかり準備して、我々が勝つということを信じて試合に臨みたいです。

(ポジティブな点として2Qでの立て直しが素晴らしかったですが、それができた要因は)
まず髙橋選手がいいプレーをして、そこからディフェンスの流れが良くなったことがあると思います。
またその後すぐ眞庭選手の3Pが決まり、我々の追い上げが始まりました。
総括すると2Qは非常に締まったプレーができました。
全員が集中した状態でシュートもよく決まりました。
ディフェンスで高いインテンシティーをもてていたこと、オフェンスでも高い確率でシュートを沈めることができたことが、立て直しができた要因だと感じています。

(今回非常にインサイドの強い広島との対戦でも互角以上の戦いができたことへの評価は)
まず、アレクサンダー・ジョーンズ選手加入以降、ダニエル・オチェフ選手とともに非常に高いレベルでのインサイドができあがっていました。
特にオチェフ選手は残り3分のところでブロックショットをはじめ、非常に素晴らしいプレーをみせてくれました。
我々は非常に堅いチームだと思いますし、サイズもあり、相手のペイントショットをコントロールできていました。
違いが出てしまったのは3Pのところで、明日に向けて改善していきたいです。

(シュート確率が伸びない中でも冷静に試合を運べていたが、最後勝ちきれなかった要因は)
まず我々はこのゲームをしっかり振り返って、残りのところで何ができたのか、どういう対処ができていたのかを考えなければなりません。
トレイラー選手がファウルアウトになって、ジョーンズ選手のところで攻めていけるというチャンスを活かしきれなかった、という部分もあったと思います。
谷口選手に3Pのチャンスを与えてしまったことは、致命的になってしまいました。
また、朝山選手に非常に重要な局面での3P2本を許してしまいましたが、特に1本目のコーナー3Pのところはしっかりと防がなければならなかったものだと思っています。
我々はゲームで継続していい戦いができていましたが、最後のワンポゼッションをストップできず、敗戦という結果になってしまいました。
また、自分としてもいくつかの悪い判断をしてしまいました。
しかし、我々がレベルアップし、このリーグの中で高い位置にいるべきであるということは変わらないことなので、ゲームを締める、というところにフォーカスして、明日の試合からまた戦っていきたいと思います。

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