ゲームレポート

重い立ち上がりとなるも、前節から好調を維持する#11 チェハーレス・タプスコット の連続3Pシュートなどで勢いに乗り、逆転。9点のリードで第1Qを終える。
しかし、第2Q得点が止まり、ディフェンスでもインサイドのビッグマンへの対応に苦しみ、チームディフェンスが徹底できずアウトサイドでフリーな状況をつくるなど、内外角から失点を許し、4点のビハインドで前半を終える。

後半も主導権を握ることができないままクロスゲームに。
勝負どころで#25 平尾充庸、#15 マーク・トラソリーニ、#27 眞庭城聖が得点するなどの見せ場を作るも、思うようにオフェンスが噛み合わない。
ロボッツが目指す、アンセルフィッシュを徹底した、人とボールが動くアップテンポなバスケットボールを最後まで体現できないまま、競り負ける形となり、年内最後のホームゲームは悔しい敗戦となりました。
 

スターティング5

スターティング5

#0 遥天翼、#2 福澤晃平、#15 マーク・トラソリーニ、#25 平尾充庸、#31 アブドゥーラ・クウソー

※#6 小林大祐選手がスターティング5としてエントリー後、試合直前にユニフォームを忘れたことが分かったため、急遽スターティング5を変更(#0 遥天翼選手に変更)。
Bリーグのルールに則り、小林選手のエントリーが取り消しとなり、今節は欠場となりました。

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

シーズンを通して最も悪い試合の1つだった。我々の準備ができていなかったということに尽きる。

《試合総括》
シーズンを通して最も悪い試合の1つだったと思います。
山形さんの功績を称えるのはもちろんのことではありますが、我々の準備ができていなかったということに尽きるのかなと思います。
日曜日に仙台さんに対して大きな勝ちを上げた後、そこから切り替えて水曜日の試合に臨むというところができていなかったと思います。

(接戦で迎えた4Qの戦いぶりについては)
タプスコット 選手はオフェンスをクリエイトしていくような存在でしたので、彼がファウルアウトしたところでオフェンスにおいて厳しい状況になったということを感じていました。
全体の評価としては難しい部分ですが、オフェンスを決め切るということができず、悪いオフェンスになってしまいました。

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試合後選手コメント(#27 眞庭城聖 )

ターンオーバーが多くなり、アシストが相手よりも少なくなってしまった2点が大きかった。

《試合総括》
前半は、#33 クラントン選手のインサイドでのオフェンスに対して後手後手に回ってしまってヘルプにいくのが中途半端になりすぎて、気持ちよく3ポイントシュートを打たせてしまったり、インサイドもアウトサイドも相手の好きなようなリズムでやらしてしまった部分が大きかったと思います。
後半に入ってからは、#0 ランダル選手のアタックを止めきれずに、ペイントで得点されることも多くなってしまいました。
うちのターンオーバーがいつも10個程度、もしくは1桁というところなのですが、今日は16個してしまい、アシストも相手に負けていますし、その2つが大きかったと思います。
最終的に自分としては、最後の勝負がかかったところで自分がターンオーバーをしてしまったところに責任を感じています。

(ターンオーバーが多くなってしまった要因は)
うちがやりたいバスケ、うまくいっているときのバスケはもっとボールが回っています。
今日はミスマッチも多かったですし、ズレを作ることもできてはいたのですが、どうしてもボールが回らずに自分が打破してやろうという気持ちが多いように見えて、それでオフェンスのリズムが崩れていった、それがターンオーバーの数にも出ているのかなと思います。

(大事な場面でシュートを決める場面もあったが自身の調子については)
ホームでのシュートタッチは良く、それはシューティングの時から感じていました。
コンディションも自分の中でも良くはなってきています。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

必ず勝たなければならない試合だった。ここからチームでつくりあげて、強い茨城ロボッツになるために積み上げてやるしかない。

《試合総括》
必ず勝たなければならない試合だったと思いますし、日曜日の仙台戦でいい試合ができたという中で少し浮ついてしまっている部分があったのかなと思います。
自分たちが弱い茨城ロボッツのままだということが今日の試合で分かったと思っています。
まだまだ序盤なので、ここからチームでつくりあげて、強い茨城ロボッツになるために積み上げてやるしかないのかなと思います。

(後半のディフェンスについて)
ディフェンスについては、相手の#0 ランダル選手のファウルトラブルをつこうとしすぎた、またチームが大切にしているアンセルフィッシュなプレーというのが徹底できなかったというのが、後半大事な場面で出てきてしまったかなと思います。
1人1人がボールを持ちすぎてしまい、無理に自分で打開しようとしてしまう部分が出てしまいました。
自分たちはどこを目指して、どういったバスケットをしていきたいのかということをしっかりと見つめ直して取り組んでいかなければならないと感じています。

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