ゲームレポート

序盤は拮抗した展開となるも、勝負の場面で内外角から決めきるオフェンス力を発揮し、第1Qを5点のリードで終える。
第2Q、インテンシティー高いディフェンスからアップテンポなオフェンスを展開する場面も増えはじめ、終盤には8連続で香川オフェンスを食い止めるなど、全員ディフェンスで見せ場をつくると、一気に主導権を握る。
17点のリードで試合を折り返し、後半もディフェンスの強度を落とすことなく、#2 福澤晃平の3連続3ポイントシュートや、#11 チェハーレス・タプスコット 、#15 マーク・トラソリーニの多彩なオフェンスを武器にテンポよく得点を重ね、20点差で快勝。
軸としているボールと人がよく動くバスケットボールで、試合の中でも修正しながら掴んだGood WINとなりました!

スターティング5

スターティング5

#6 小林大祐、#11 チェハーレス・タプスコット、#14 髙橋祐二、#15 マーク・トラソリーニ、#25 平尾充庸

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

第2Qの終わり際で8連続で相手の攻撃を止めたことが試合全体の雰囲気につながった。特定の5人の選手だけではなく、交代をしながら9人、10人の選手がディフェンスに貢献してくれた。

《試合総括》
本当に素晴らしいチームの勝利だったと思っています。
第2Qの終わり際で8連続で相手の攻撃を止めましたが、その場面では特定の5人の選手だけではなく、交代をしながら9人、10人の選手がディフェンスに貢献してくれました。
そのディフェンスによって間違いなく試合全体を通した雰囲気を作れたと思います。

(2Qの守備ではどういったところが際立っていたか)
特にローテーションが良かったと感じています。
1人の選手が抜かれてしまってもヘルプにいく選手がいて、さらにその選手の先にもヘルプに入る選手がいる、という状況を作れたことで相手に高い確率でのシュートを許さず、得点を抑えることができました。
後半も必ずヘルプがいるという状況を続けられたことが良かったと思います。

(鶴巻選手の活躍について)
彼は身体能力が高く、サイズもある選手ですが、リーグの中でもベストな部類に入る選手を守るということは簡単なことではなかったと思いますが、本当によく仕事を果たしてくれたと思います。
彼にとっては今週末は非常に収穫があったのではないかと思います。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

非常に良い収穫のある2試合になった。選手がコートの中でしゃべってどうやっていくのかがみえた良い試合だった。

《試合総括》
昨日に比べてしっかりと修正できた部分、修正しきれなかった部分というのも出たと思います。
結果的に第2Q最後の相手のオフェンスを8連続で止めたということが、いい形で後半にもつなげられたのかなと感じています。
今日も試合の中で修正していく部分というのはあったと思うのですが、選手がコートの中でしっかりとしゃべって、オフェンスでもディフェンスでもどうやっていけばいいかがみえたので、いい試合だったと思います。
途中で殴り合いのような、点を取り合う試合になったのですが、その中で福澤選手がしっかり点を決めてくれたり、鶴巻選手がウッドベリー選手を守ってくれたりと、非常に良い収穫のある2試合だったと思います。

(2Qの守備について)
香川戦において一番大切なことは相手にオフェンスリバウンドを取らせないことだったり、得点源となる選手を抑えることで、その2点を特に意識していたのですが、今日はベンチメンバーに少しやられてしまった部分があったものの、目指していた部分では良い形で抑えられていたと思いますし、それが今日のオフェンス8連続ストップにつながったのかなと思います。

(小寺選手が加入しての変化は)
プレーはもちろん、アシストにも優れている選手ですし、本当にすごいパスを出してくれたりもするんですが、僕が小寺選手をみて一番思っているのは、練習の中でもそうですし、試合の中でも、外国籍選手を含めて「束ねる力」っていうのがすごいなということです。彼自身が経験しているからこそ言葉にできることっていうのもあると思うのですが、彼が言ったことに対して他の外国籍選手もしっかり従うというか、リーダーシップをとれる選手なんだなと思っていて、僕らが外国籍選手に対してコミュニケーションをとるときは言葉の壁もあり、少しニュアンスまで伝えるのが難しかったりすることもあるんですが、彼はダイレクトに言ってくれて、本当にありがたいですし、彼自身がそれをコート上や行動、言動で示してくれるので、他の外国籍選手も日本人選手もしっかりやらなきゃ、という空気も出てきているので、チームにとってはすごくプラスしかないです。
プレーの幅も広がってきているので、だからこそ一生懸命走ったり、動き回れる時間が増えたのかなと思います。

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試合後選手コメント(#2 福澤晃平)

PG/SG

福澤 晃平

コートに立った選手が自分の役割を果たし、何より全員がディフェンスに集中してできたことが大きかった。

《試合総括》
今日は本当に、コートに立った選手が、自分の役割を果たして、1番は全員がディフェンスに集中してできたことが大きかったと思います。
昨日はウッドベリー選手に30点以上取られてしまって、フリースローも18本与えてしまっていたので、そこを抑えることが鍵になっていたと思うのですが、出ている5人でそこを抑えるという意識が試合を通してしっかりあったので、それがこの結果に出たと思います。
オフェンスについては、B2のリーグを見ても平均得点でも上位にいますし、ボールさえ回れば点がとれる力はあるので、101点は上出来というよりはできると思っていた部分でした。ディフェンスで結果を出せたので良かったと思います。

(今のチーム状況は)
オフェンスは本当にボールが回って型にはまってしまえば、どこからでも、どの選手でも点がとれると思うので、オフェンスにはあまり不安はないです。
ディフェンスをしっかりやらないと勝てないというのは普段からチームでも声をかけあっていることで、オフェンスは自然と完成度も上がっていくと思うので、よりディフェンスにフォーカスしていくことがこれから勝率を上げていくために大事になると思っています。
あと、今日は20点差で勝つことができているんですが、ディフェンスリバウンドを1回でとるということがすごく大事だと思っていて、いくら点をとっても、相手にオフェンスリバウンドをとられてゴール下で決められてしまうと接戦になった時に苦しくなると思うので、5人がしっかりペイントに入ってディフェンスリバウンドを1回でとるということと、先に話したディフェンスというところがこれからの鍵になってくると思っています。

(3ポイントの成功率が高かったが、手応えは)
前半で2/3本で決められていましたし、チームメイトが僕をノーマークにしてくれて、あとは思い切りよく打つだけだったので、前半でも良い手応えがありましたし、後半も1本目が入ってからは入るなと思っていたので、空いたら思い切りよく打とうというメンタルで、しっかり決めきることができて良かったです。

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