32試合を終え、22勝10敗でB2 2位の茨城ロボッツに対し越谷アルファーズは21勝11敗で3位。
2位の座を争う上位直接対決ということもあり、何が何でも勝利を掴み取るべく挑んだ1戦。
良い形での出だしとなるも、連続で3ポイントシュートでの得点を許すなど、第1Q終了時点で12点のビハインドを背負う展開に。
第2Qから徐々に追い上げると、第3Qで一度逆転し、突き放しにかかるも、主導権を握りきれず。
最終クォーターで再び逆転を許し、悔しい敗戦となりました。
思うようにシュート確率が上がらない中、鍵となる相手インサイドを抑えることには成功したものの、リバウンドに苦しめられ、勝利に結びつけることができませんでした。

#4 小寺ハミルトンゲイリー、#6 小林大祐、#11 チェハーレス・タプスコット、#15 マーク・トラソリーニ、#25 平尾充庸
試合後ヘッドコーチコメント
リチャード・グレスマン
タレント揃いの相手に対し、ペイントでの失点は抑えられたが、リバウンドで大きく負け、また3Pポイントで低い成功率となってしまった。
《試合総括》
越谷さんのようなタレントの揃ったチームに対し、リバウンドで17本多く取られ、オフェンスリバウンドも19本とられてしまい、我々の3ポイントシュートは5/29本(17.2%)と非常に低い確率となってしまいました。
これはタレントの揃ったチームに勝つためにはあってはならないことです。
奈良戦の1戦目と共通して、もちろんできることはたくさんあったと思いますが、シュート確率を高めなければならないと感じています。
こうした、シュート確率の上がらないタフな状況の中での試合運びとしてポジティブに捉えられる部分もありましたが、こうした試合でも勝ち切るために自分たちにできることに向き合って、全てやっていかなければならないと感じています。
(試合の中で相手に食らいついた印象もあったが)
試合を通してペイントエリアでの相手の得点を防ぐことを意識していました。うまくいったこともいかなかったこともありましたが、ペイントエリアでの失点は34得点ということで、35点以内に抑えようという目標は達成することができました。
ただ、オフェンスリバウンドを19本とられ、フリースローも多く打たせてしまったことで勝利につなぐことができませんでした。
試合後選手コメント(#25 平尾充庸)
平尾 充庸
こうした試合をものにできないとチャンピオンになることは難しい。シュート確率の低さ、ボールを動かし続けられなかったことが敗因。
《試合総括》
入りはこれまでに比べると良かったのですが、1試合を通じてひとつはリバウンドが課題です。
ペイントエリアでの失点を35点に抑えるという目標を立てていた中で34点に抑えられたことはひとつポジティブな要素ではあるのですが、こうした試合をものにできないとチャンピオンになることは難しいと思います。
良くない試合では、シュート確率の悪さもそうですし、ボールを動かせていないということがあると感じています。
個人個人で攻めようとしてしまっているところがあり、今日もリードを広げるところまではボールをしっかり動かせていましたが、そこからボールが動かなくなってしまって、それがひとつの敗因になったと思います。
(週末のホーム山形戦に向けて)
1試合1試合こぼせない試合が続きますし、山形さんは今波に乗っているチームでもあります。
1試合を通じてやらなければならないことが何なのかを考えて、相手に合わせるのではなく、先手をとって自分たちのバスケットにフォーカスしていかなければ2連勝できないと思いますので、試合まで限られた時間ではありますが、しっかり修正して取り組んでいきたいです。