ゲームレポート

接戦を制した1戦目からディフェンス面を中心に修正を加えて挑んだ2戦目。
第1クォーターはワンポゼッションゲームとなるも、我慢強くディフェンスを続けながらボールを動かし、シュートを確率高く沈めていく。
第2クォーター、相手インサイドをしっかりと抑え、ターンオーバーを誘発。集中したディフェンスからスピーディーなオフェンスを展開する理想の流れを作り出し、一気にリードを広げる展開に。
相手攻撃のキーマンである#0 アンドリュー・ランダル選手に簡単にボールを渡さないことを徹底し、ランダル選手の得点を前半で2に抑えるなど、全員で守りきり、15点リードで前半を終える。
第3クォーターは猛追に耐える時間が続くも、#6 小林大祐選手、#25 平尾充庸選手の勝負どころでの3ポイントシュートが光り、リードを守る。
最終クォーター、再びディフェンスから流れを取り戻し、試合を支配。
徹底したディフェンスから自分たちの強みである多彩なオフェンスを活かすバスケットを体現し、連勝を果たしました!
 

スターティング5

スターティング5

#6 小林大祐、#11 チェハーレス・タプスコット、#25 平尾充庸、#27 眞庭城聖、#31 アブドゥーラ・クウソー

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

相手の多くのターンオーバーを誘発し、そこからアップテンポなスタイルのバスケットにつなげることができた。

《試合総括》
まず2連勝できたことを非常に嬉しく思っています。
今日の試合は特に第2クォーターと第4クォーターで高いレベルのバスケットを展開することができました。
相手の多くのターンオーバーを誘発し、そこからアップテンポなスタイルのバスケットにつなげることができたと思います。
ターンオーバーを誘発することによって相手のスコアを止めるだけではなく、我々が持っていきたいはやいペースのバスケットに持ち込むができたのかなと思います。
ターンオーバーからの得点に関しても今日は29点取ることができ、相手のターンオーバーからの得点を5点に抑えることができたので、これにより大きなアドバンテージを生み出せたと思います。
本当に多くの選手が活躍してくれました。
福澤選手が15得点、小林選手が18得点、タプスコット選手が18得点、トラソリーニ選手が17得点、平尾選手が19得点と、特定の選手に得点が偏るのではなく、様々な選手が活躍をみせ、貢献してくれたゲームでした。
また、遥天翼選手に関しても、スコアこそ無得点でしたが、ディフェンスにおいての大きな貢献をみせてくれました。
クウソー選手、小寺選手もそうですが、ディフェンスで大きな貢献をみせてくれた選手の存在もあり、勝利できた試合でした。

(昨日苦しめられた選手をしっかりと抑えられた印象があったが)
ひとつ修正を加えた点をあげるとすれば、マッチアップの部分です。
主に遥選手、小林選手がランダル選手につく形になったのですが、非常に止めるのが難しい選手である中で、非常にいい仕事をしてくれたと感じています。
アグレッシブにペリメーターの得点を止めること、ボールを簡単に持たせないということを徹底し、それが功を奏したのかなと思います。
また、秋山選手に関しても素晴らしいシューターとして警戒し、彼に楽にさせないように守るということを今日はできたのかなと思います。

(第2クォーターの評価は)
非常にポジティブなクォーターだったと思います。特にディフェンスのところが良かったです。
相手に12得点しか許さず、高いレベルでの守備が遂行できていました。
そこからさらにオフェンスにつなげることができたと思っています。
我々はいい守りをしている時にそこからいいスコアにつなぐことができています。
今日の第2クォーター、第4クォーターのようにディフェンスから展開していくゲームがこれから必要になってくると思います。
激しいディフェンスからターンオーバーを誘発し、そこから得点につなげたことでリードを広げることができました。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

自分たちの流れが悪い時間帯を短くできたこと、また昨日から修正できた部分、今日も試合の中で修正できた部分があり、それが今日の勝ち、またこの点差につながった。

《試合総括》
1試合を通して良いプレーというのはできなかったと思うのですが、自分たちの流れが悪い時間帯を短くできたこと、また昨日から修正できた部分、今日も試合の中で修正できた部分があり、それが今日の勝ち、またこの点差につながったのかなと思います。
シュートの確率も昨日今日ですごく良かったのですが、相手のランダル選手に今日も22点やられているということは自分たちがまだまだ改善しなければならない部分であると思いますし、試合は続いていくので、次に向けていい準備ができるように練習から気を引き締めてやっていきたいと思います。

(修正できたというのはどういった部分か)
自分たちの流れが悪い時、今までの傾向だと、誰か1人にボールを預けてそのまま他の4人は動かない、シュートを打ったら打ちっ放しになって相手に走られるというシチュエーションが多かったと思うのですが、今日はどちらかといえば追い上げられている時間帯にもう1回ディフェンスで頑張ろうと修正できました。
また、コートの中で、相手をこう守った方がいいのではないかとか、もっとボールを回して楽に打てるシチュエーションを作れるのではないかとか、細かいところかもしれないですが、そういった部分を試合の中で修正できたことが非常に良かったと思います。

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試合後選手コメント(#2 福澤晃平)

PG/SG

福澤 晃平

全員で守ろうという意識を持てていた。控えから出てもアグレッシブにいこうと思っていた。

《試合総括》
今日はディフェンスも良かったですし、昨日30点以上やられてしまったランダル選手を前半は2点に抑えることができました。後半は20点取られてしまっているのですが、昨日に比べれば全員で守ろうという意識を持てていました。
出だしからいい流れを作れたと思うのですが、課題としては第3クォーターで失速して点差を詰められてしまったということです。
94得点取れて相手を72点に抑えられているので、全体的には良かったと思うのですが、細かいところを全員で詰めていって、もっといいチームにしていきたいです。

(2Qの出だしの守備で意識していたことは)
昨日接戦で、昨日からスタメンで出ていたメンバーや最後まで出ていたメンバーが疲れているのかなと思っていることもありましたし、とにかく控えから出てもいつでも準備ができている身体づくりをして、アグレッシブにいこうと思っていました。
結果的に僕らが出ている時間帯で10点くらい離すことができました。
最近一緒に出ることの多い中村選手も思い切りシュートを打ってくれますし、僕がガードの役割で出ている時間があることもあり、中村選手にすごく期待をしていて、出たらシュートをどんどん打ってほしいですし、実際に期待に応えてくれています。彼を活かせるようにしっかりプレーしていけたらなということもすごく考えています。

(前半ランダル選手を抑えられた要因は)
昨日とちょっと変えて、ボールをつながせないようにということをコーチからも伝えられていて、ダイスさん(小林選手)や天翼さん(遥選手)がディナイを激しくやってくれて、ファウルを吹かれてしまうこともあったのですが、本当に身体をはって相手の嫌がるディフェンスをしてくれたと思いますし、ヘルプの選手も全員で守るんだという意識、ポジション取りもすごく良かったと思うので、それで2点に抑えられたと思います。

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