ゲームレポート

第1Q【茨城0-7青森】のシーンから連続22得点をあげ、一気に15点リードの展開に持ち込む。
その後オフェンスの波に乗り切れない中でもディフェンスから踏ん張り、我慢強くスコアを重ね、リードを守り続けて勝利!
集中したディフェンスで失点を抑え、リバウンドやスティールからアップテンポなトランジションバスケットボールに持ち込んでの2連勝。今シーズン青森との6戦は全勝となりました。

スターティング5

スターティング5

#6 小林大祐、#11 チェハーレス・タプスコット、#15 マーク・トラソリーニ、#25 平尾充庸、#27 眞庭城聖

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

ディフェンスのところでは非常に良いステップが踏めた2日間になった。オフェンスで高いレベルを取り戻さなければならない。

《試合総括》
ディフェンスのところでは非常に良いステップが踏めたと思いますが、オフェンスはベストとは言い難いゲームだったと思います。
オフェンスにおいてはより高い期待を持っていて、もっともっと良くならないといけないと思っています。
とにかく練習のところからしっかりと改善に取り組まなければなりません。
具体的なところでは、ターンオーバーが非常に多かったです。
平均で10本以下に抑えている中、昨日が16本、今日が14本と非常に多い結果となってしまいました。
我々はアップテンポなバスケットをしながらもターンオーバーを抑えるスタイルでやっているのでそこは改善して、選手一丸となってオフェンスの改善に取り組んでいきたいと思います。

(守備のゲームプランについて)
ディフェンスに関しては全体としていい出来だったのではないかと思います。
2日間を通して、オフェンスのパフォーマンスよりもディフェンスのパフォーマンスが圧倒的に良かったです。
今日も手堅く良いディフェンスができました。
ただ、Goodなディフェンスではありましたが、Greatにはまだいかないかなと思っています。
個人でも良いディフェンスのパフォーマンスをみせた選手もいましたし、今後に向けてもいいステップが踏めた2日間だったと思います。

(今後の戦い方について)
今週末の結果からみると、ターンオーバーのところを改善しなければなりませんし、より伸ばせる部分だと思います。
シュートの精度についてはまだ安定して高い状態ではないので、そこに関しても伸ばしていかなければならないと思っています。
今日も3ポイントが4本しか決まらなかったですが、今日のような86点をとる試合の中ではもっともっと決めていくことも大事だと思います。
もともと3ポイントを多投するようなチームではないので、数が少ないことはそれほど問題ではないのですが、ただ、ディフェンスによっては中に寄られた時に外のオプションをきっちり持っておくということも今後大事になってくると思います。
そういった3ポイントのシュートをクリエイトするようなアクションをできるようにすることもそうですし、シーズンの中でオフェンスの高いレベルに達した部分もあったのですが、高いレベルを取り戻さなければならないと感じています。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

今日は悪い時間帯というのを極力短くできた。流れを掴んだシーンでは良いスペーシングができていた。

《試合総括》
40分間を通して自分たちのバスケットを遂行するというのは難しいことではあるのですが、今日は悪い時間帯というのを極力短くできたかなとは思います。
3ポイントを寺嶋選手に3本連続でやられた時間帯があったと思うのですが、ああいう1本シュートを決めた選手に対して2本、3本と同じように点を取られるのでは、ディフェンスの面でも自分たちの危機感であったり、どの場面でどの選手にやらせてはいけないのかという共通認識というのがまだまだできていない部分なのかなと思っています。
細かい部分ではありますが、そういったところを改善できるように取り組んでいきたいと思います。

(1Qの22点のランのシーンについて)
0-7の段階ではボールを回さず個人で走ってしまうシーンもあったと思うのですが、そこから22点を取れた時というのはボールがしっかり動いていて、スペースがとれて楽にシュートを打てているシーンが多くあったと思います。
やはりバスケットはスペーシングが悪くなると点数をとれる選手がいてもタフショットになってしまったり、いいシューターが外で待っていてもパスが通らないということになってしまうので、あのシーンでは良いスペーシングができていたことが22点のランにつながったと思います。

(残り21試合、現在のチーム状況は)
あまり危機感という言葉ばかりを使いたくはないのですが、緊張感がまだまだ足りていないとは思います。
練習でも試合でも気が抜けてしまう部分がまだあるので、そういった部分は改善しなければならないと思っています。
危機感を持てと言われても簡単に持てるものでもなく、各々が向き合わなければならない部分でもあるとは思うのですが、それでも周りから伝えられることは伝える、互いで求め合う、言い合うことも大事だと思いますし、そういったことを続けていけば残りの試合もうちらしいバスケットができるのかなと思います。

(選手がまんべんなくプレータイムをシェアして得点もとれていたように見えたが、オフェンス面での評価は)
大事な場面でのターンオーバーというのがどうしてもあって、同じターンオーバーでも質の悪いものは特に減らしていかなければならないと感じています。
ここ最近は勝負どころでのミスや、1点2点を争う場面でのターンオーバーもみられるので、攻める中で起きてしまうポジティブなターンオーバーもあるとは思いますが、勝手にパスを出してミスがでるなどネガティブなターンオーバーを減らせればいい方向に改善できると思います。

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試合後選手コメント(#15 マーク・トラソリーニ)

ディフェンスでは良い部分を出すことができ、オフェンスはベストではなかったとはいえ手堅くスコアを続けられた。チームとして16スティール、ファストブレイクでの得点が25得点というのは我々のアイデンティティにつながる部分。

《試合総括》
最初のところで0-7という状況から我々が22得点を重ねて勢いのある展開を作ることができました。
特にディフェンスのところでは良い部分を出せましたし、オフェンスはベストではなかったとはいえ手堅くスコアを続けられたので、しっかりとこの勢いを次につないでいきたいと思います。

(22点のランのシーンでスティールも光ったが)
相手をディフェンスしているときにここにパスを出すだろうという予測をしてスティールをすることはよくあることです。
今日はチームとしても16スティール、ファストブレイクでの得点も25得点と数字に表れていますし、これは我々のアイデンティティにつながる部分だと思っています。
そこはしっかり継続していきたいと思います。

(シーズン終盤戦に向けて)
約40試合を終えていい位置につけていると思いますし、スペシャルなシーズンになると思っています。
ゲーム1つ1つにフォーカスをしてプレーオフに臨み、プレーオフをしっかり勝ち切ってB1昇格という目標を達成したいと思っています。
シーズン終盤にさしかかりますが、よりチーム一丸となって取り組んでいきたいです。

(3ポイントがなかなか入らない試合での自身の役割について)
チームとしても3ポイントの確率はシーズンを通してあまり高くない状況ですし、個人としても今年成功率は低い方です。
そんな中で2ポイント、インサイドへのアタックは大事な要素ですし、フリースローをしっかりもらってそれを決めきったり、ペイントでイージーなシュートに持ち込んで堅く決めていくということは自分やタプスコット選手に特に求められている部分だと思うので継続してやっていきたいです。

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