序盤から互いに確率高くシュートを沈めるハイスコアゲームとなり、第1Qを28-28の同点で終える。
第2Q、強度の高いディフェンスで失点を最小限に抑え、また、ディフェンスからスピーディーにオフェンスを展開し、28-10のビッグクォーターに。
層の厚さを活かし、マッチアップの組み合わせを変えながら、的を絞らせないオフェンスで継続してスコアを続け、18点差をつけての快勝を果たしました。
MVPは安定感抜群、本日のチーム最多20得点の活躍をみせたキャプテン#25 平尾充庸選手が受賞しました。
#2 福澤晃平、#6 小林大祐、#11 チェハーレス・タプスコット、#25 平尾充庸、#31 アブドゥーラ・クウソー
試合後ヘッドコーチコメント
リチャード・グレスマン
第2Qでギアをあげて高い強度でプレーができたことが鍵になった。これがピークではないので、もっと成長して、チームとして完成度を高めていきたい。
《試合総括》
勝てて嬉しいです。シーズンを通して我々は大きく成長することができていると思います。
ただ、これがピークではないので、もっと成長して、チームとして完成度を高めていきたいです。
3ポイントシュートもよく決まり、それがオフェンスの勢いにもつながりました。
また、3ポイントシュートだけでなく、リバウンドを相手よりも多くとり、ターンオーバーを相手よりも少なくするということができました。
常に言い続けていることですが、リバウンドを多くとり、ターンオーバーを少なくすることができれば、例えなかなかシュートが入らないような状況になったとしても勝利を掴むことができます。
その部分を体現できたことが大きかったです。
(対仙台で2連勝できたことについて)
強いチームに対して2試合を勝ちきれたというのは大きなことです。
様々な選手を投入し、マッチアップの組み合わせを変えながら、いいオフェンスを作り出すことができました。
例えばマーク選手は最近非常に3ポイントの確率が高く、コートスペースを広げることで、いいスペーシングをとることができました。
多くの選手が成長し、活躍をみせ、役割を果たしてくれることがいいオフェンスにつながっていると思います。
(第2Qを10失点に抑えられたことについて)
間違いなくゲームの鍵になるクォーターだったと思います。
第1Qは28得点とることができたものの、同じく28得点を許し、ディフェンスで少しゆるくなってしまっていたところもあったと思います。
第2Qでギアをあげて高い強度でプレーができたことが鍵となりました。
試合後選手コメント(#27 眞庭城聖 )
昨日の試合から相手もより強い気持ちをもって挑んでくる中で、それを跳ね返すことができたのは、自力がついてきた証拠。
《試合総括》
第1Qは点の取り合いとなりましたが、越谷戦を除き、ここ最近の試合では良い入りができることが多い中で、まずは点をとることができて良かったです。
第2Qで点差をつけることができましたが、ディフェンスが機能してオフェンスにつなぐことができたことが全体を通しての勝因だと感じています。
スタートで出たメンバー以外もハッスルして、ディフェンスから頑張ったり、基本に忠実にチームルールを守ることができ、相手にタフショットを打たせたり、そのひとつひとつのプレーの積み重ねが今日の試合につながったと思います。
仙台さんはずっとライバルとして戦ってきている相手であり、あまり点差をつけて勝つことができたという記憶もないので、昨日の試合から相手もより強い気持ちをもって挑んでくる中で、それを跳ね返すことができたのは、自力がついてきた証拠だと思います。
(守備もはまってきているように見えるが、成長を感じる部分は)
攻撃は最大の防御という言葉が僕は好きで、タプスコット選手やトラソリーニ選手が、誰かがリバウンドをとった時に、アタックする、それによって特に相手が2ビッグの場合はついてこられなくなると思いますし、それによってしっかりとディフェンスを引きつけて、寄ってきた時に外のシューターがノーマークで3ポイントを打つ。それでファウルがこんだりすると相手の戦略とかが徐々に耐えないといけない、メンバーチェンジせざるをえなくなる場面も出てきたりしますし、そういったところで先手がとれているのかなと思います。
また、インサイドが守れていたというのは小寺選手やクウソー選手の頑張りももちろんあったと思うのですが、他のガード陣、フォワード陣のローテーションが前よりずっとはやくなっていて、そこからスピードでも勝って相手のシュートを打たせないなど、小さなところの積み重ねがこの点差につながったと感じます。
(プレーオフ、クォーターファイナルはホーム開催となるが)
ホームで開催できるというのは自分たちにとっても大きなことですし、茨城に元気を与えられるように、ファンの皆さまに喜びを与えられるようにプレーしたいです。
試合後選手コメント(#29 鶴巻啓太)
鶴巻 啓太
ガードの核になる選手に自由にバスケットをさせないという意識を持って、それが遂行できた。
《試合総括》
第1Qは互いに譲らない展開となり、第2Qで強さを出すことができ、自分たちのバスケットを続けることができました。
(特に第2Qでの守備が大きなポイントになったと思うが)
個人的にはよく守れたと思います。
ガードの核になる選手に自由にバスケットをさせないという意識を持って、それが遂行できました。
ディフェンスの強度も上がってきて、良くなってきていると思いますし、ロボッツはオフェンスだけではない、ディフェンスもあるぞというのをしっかりと見せていきたいです。
(行動制限期間明け、連勝が続いているが)
待機期間、コーチ陣やスタッフ陣が自分たちのコンディションを維持できるように色々と工夫して、家でもできるトレーニングを継続し、意識づけしてくれていました。
もちろん全て元どおりというわけでもなく、苦労することはありましたが、そういったフォローをしてもらえたことでコンディションが極端に落ちることなく、試合に入れたことが大きいと思います。
(初のプレーオフに向けて)
僕自身にとっても初めて、ロボッツにとっても初めてのプレーオフとなります。
しっかり準備してB2で優勝してB1に昇格できるよう、自分としてはキーマンを抑えてディフェンスで貢献できるように取り組んでいきたいと思います。