ゲームレポート

B1昇格をかけたセミファイナルの舞台。仙台89ERSとのGAME1。
試合の入りから全員で集中したディフェンス、魂の込もったプレーを体現し、第1Qを27-8で終える。
その後仙台がディフェンスから踏ん張り追い上げられるも、ディフェンスの強度を落とすことなく我慢を続け、勝利!
シーズンを通して大切にし続けてきたリバウンドを相手よりも多くとり、ターンオーバーを相手よりも少なくするというテーマでもしっかりと結果を出し、B1昇格に王手をかけました。
MVPは攻守で躍動した#2 福澤晃平選手が受賞しました!
 

スターティング5

スターティング5

#2 福澤晃平、#11 チェハーレス・タプスコット、#25 平尾充庸、#29 鶴巻啓太、#31 アブドゥーラ・クウソー

試合後ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

リチャード・グレスマン

入りのディフェンスが非常に良い出来だった。いいマインドセットを持ち、オフェンスが止まってもディフェンスをやり続けたことが勝利につながった。

《試合総括》
ゲームの入りのところのディフェンスが非常に良い出来でした。
仙台さんは非常にタレントある、コーチされたチームですが、序盤で良い入りができ、アドバンテージをとれたことで試合を有利に進めることができました。
仙台さんが勝るところも多々ありましたが、序盤のリードで優位を保つことができました。
ディフェンスの良さを継続して勝利することができましたが、仙台さんはこれで終わるチームではないですし、明日はもっとタフな戦いになると思うので、勝利できるようにしっかり取り組んでいきたいです。

(相手の得点を56点に抑えた守備の評価について)
選手たちが本当によく頑張ってくれました。
いいマインドセットを持ち、オフェンスが止まってもディフェンスをやり続けたことが勝利につながりました。

(明日の試合への臨み方)
明日は非常に難しい試合になると思います。
仙台さんは非常に流れに乗っているチームですし、西宮さんにアウェーで2連勝をして勝ち進んできました。
また強度の高いディフェンスが武器で、我々はオフェンスが強みですが、簡単に90点を取れる相手ではないと思います。
今日のように70点台でも勝利できるようにディフェンスで今日のようなクオリティーを保てるようにしていきたいです。
ずっと言い続けいることですが、リバウンドで相手を上回り、ターンオーバーを相手よりも少なくできるようにすることを意識していきたいと思います。

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試合後選手コメント(#25 平尾充庸)

PG

平尾 充庸

自分たちは何も成し遂げていないチャレンジャー。40分間がむしゃらにボールを追って闘い続けるのがあるべき姿。

《試合総括》
全体的にターンオーバーも少なく、それが勝因だと思います。
また、スタッツに残らないところでも、鶴巻選手、小寺選手のルーズボールへの飛び込みなど、そうしたプレーがチームを勢いづかせてくれました。
また、流れが悪い時にもエールを送り続けてくださった皆さまの応援が力になりました。
明日勝ってB1昇格を決めたいです。

(相手の鍵になるビッグマンへのディフェンスについて)
ミラー選手やジェイコブセン選手に対し、うちの外国籍選手が身体をはってペイントで闘ってくれました。
その姿勢が良い方向にチームを引っ張っていってくれています。
外国籍選手がしっかりと闘って、日本人選手もしっかりその下で闘って、分担をしながら全員がディフェンスでハードに闘い続けることで相手を上回ることができていると思います。

(明日に向けて)
自分たちは何も成し遂げていないですし、チャレンジャーだと思っています。
緩みという言葉は使ってはいけない、40分間がむしゃらにボールを追って闘い続けるのがあるべき姿だと思っています。
だからこそ、緩みが出てしまった部分をしっかり反省・修正して明日の試合に臨みたいです。

(チームの空気感について)
この1週間、練習でも今まで以上にプレーに関する濃いコミュニケーションが増えて、質も変わってきていたと思います。
チームとしての成長を感じますし、また、ヘッドコーチが100%ではないので、+αを選手が能動的に考えないと勝ちきれないと思っています。
選手でのコミュニケーション、+αを追求することも大切にしていきたいと思います。

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試合後選手コメント(#2 福澤晃平)

PG/SG

福澤 晃平

第1Qの気合いの入り方が全てだった。緊張もあったがディフェンスやリバウンド、ルーズボールへの姿勢は左右されないものだという気持ちもあり、意識して試合に入ることができた。

《試合総括》
第1Qの気合いの入り方が全てだったかなと思います。
27-8という出来過ぎたスコアで試合に入ることができました。
第2Q以降差を詰められたシーンもあり、入りは良かったものの、しっかり気を引き締めて明日に臨まなければいけないと思っています。
また、リバウンドで相手を6本上回れたことも鍵になったと思います。
プレーオフに入って、先日の佐賀戦から緊張もあったのですが、シュートは緊張に左右されやすい部分もあると思いますが、ディフェンスやリバウンド、ルーズボールへの姿勢は左右されないものだという気持ちもあり、意識して試合に入りました。
全員がそうやって最初からディフェンスでタフに闘えたことが相乗効果を生み出し、良い流れ、良い伝染となり、良かったと思います。
明日勝ってB1昇格を決めたいですし、また僕たちの目標はB2優勝なので、ファイナルを見据えて闘っていきたいです。

(今日の反省点をあげるとすれば)
第1Qはボールがよく回って良いディフェンスができていたのですが、第2Q以降は少しボールを持つ時間が長くなってしまっていたと思います。
明日はもっとボールを回して、誰が打っても決められるのが僕たちの強みなので、相手に的を絞らせず、散らしていけるようにしていきたいと思います。

(アップでもギリギリまでシュートを打っている姿が印象的だが)
努力できることだけが自分の武器だと思っています。
試合前は自信をつけるために、良い感覚で試合に入るために打ち続けています。

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ダイジェスト映像