B2チャンピオンの座をかけたファイナルGAME1。
レギュラーシーズンでの勝率9割超えと今季B2で絶対的な強さを誇る群馬クレインサンダーズとの対戦。
試合の入りから個の能力の高さ、チーム力の高さで積極的なオフェンスを展開してくる群馬を止めきれず、追いかける苦しい展開に。
ポイントポイントで良い形でのディフェンスが見られるも、継続性を持たせることができない。
13点のビハインドで迎えた第4Q。ようやくディフェンスからアップテンポなバスケットを展開する自分たちの流れに持ち込み、残り3分で逆転に成功するも、再逆転を許し、一歩及ばず。悔しい惜敗となりました。
2戦先勝方式のプレーオフ、明日のGAME2で勝利し、B2チャンピオンへの道を切り開くことができるよう、切り替えて明日の試合に臨みます。
#2 福澤晃平、#11 チェハーレス・タプスコット、#25 平尾充庸、#29 鶴巻啓太、#31 アブドゥーラ・クウソー
試合後ヘッドコーチコメント
リチャード・グレスマン
細かいミスも許されない相手だが、明日は80点以下に抑えられるようにしたい。
《試合総括》
最後のところで引き戻して追いつくことができましたが、あと少しのところが足りなかったです。
特に第1Q、第2Qでは、12点差をつけられ、そこから後半最後追いつくことができましたが、非常にレベルの高い群馬さんを相手に勝つためには一つ一つの少しのミスも許されないと感じています。
今シーズンホームで無敗の群馬さんに対し、追いかける展開になりましたが、第4Qで我々の強さをしっかり発揮できれば勝てると信じていました。
明日は素晴らしいゲームにしてしっかりと勝てるようにしていきたいです。
(94-90というスコアについて)
群馬さんは平均90得点近くあげてきているチームで、攻撃力が非常に高いため、失点を抑えることは非常に難しいです。
その中でも今日はところどころで良いポゼッション、ディフェンスで相手オフェンスをストップするシーンもありました。
細かいミスも許されない相手だと思いますが、明日は80点以下に抑えられるようにしたいです。
(第4Qで良くなったポイントは)
我々のテンポでプレーできたことだと思います。
ディフェンスで攻撃を止め、速攻からの得点、トランジションの部分が良かったです。
前半はなかなかディフェンスで止めきれず、ハーフコートオフェンスを仕掛けざるを得ないシーンが多くなってしまいました。
我々のテンポでバスケットをすること、また、常に意識していることですが、リバウンドの数で相手を上回り、ターンオーバーの数を相手よりも少なくすることを意識して明日の試合に臨みたいです。
試合後選手コメント(#25 平尾充庸)
平尾 充庸
負けてはしまったが、あと一歩というところまでもっていくことができたことには手応えを感じている。
《試合総括》
最終的に94-90というハイスコアな試合となりましたが、第1Qの入りが全てだったのかなと思います。
受けてしまった部分が出てしまいました。
修正して明日に臨みたいです。
(警戒していた相手外国籍選手について)
本当に能力の高い選手たちで、得点が偏っている分、的を絞ることができるものの、それを止めきることができない、的を絞ったディフェンスを徹底してもその上をいく、外してしまった場面でもセカンドチャンスをしっかりととる、それが群馬さんの強さだと思います。
そこをいかに守るか、個でどう守るか、個で守れない部分をチームでどう守るか、しっかりと選手と、チームスタッフと、全員でコミュニケーションをとって明日を迎えたいです。
(自身は31得点をあげる活躍となったが)
周りを活かしながら自分でも点を取るということはずっと意識していることですが、今日はオフェンスでどうしても群馬さんのディフェンスを突破できない場面が多く、なんとか突破口を開こうと積極的に行った結果がこの得点になったのかなと思います。
ですが、我々の強さは得点の的を絞らせない、多くの選手が得点できるということなので、明日は同じ展開にならないようにしたいです。
(第4Q巻き返すことができた点への手応えは)
まだ試合が終わっていない中でも、会場も、ベンチも、コートでも、群馬さんの空気に飲まれてしまっているという感覚がありました。
そこを切り替えて、しっかりと盛り返そうという雰囲気づくりを意識していました。
負けてはしまいましたが、あと一歩というところまでもっていくことができたことについては手応えを感じていますし、切り替えて、明日の試合に集中していきたいです。
(守備面での課題は)
ターンオーバーから走られてしまう場面があったので、そこは改善が必要です。
また、今日は質の悪いターンオーバーも出てしまっていたので、改善していかなければならないと感じています。
試合後選手コメント(#15 マーク・トラソリーニ)
ディフェンスでしっかりアジャストして明日に臨みたい。
《試合総括》
厳しいスタートになってしまいましたが、最後まで戦い抜き、追いつくところまでいくことができました。
その後群馬さんがビッグプレーを決め、結果的に負けてしまいましたが、切り替えて明日の試合で勝てるようにしたいです。
(守備面でも活躍も光っていたが)
群馬さんは非常に力のあるチームで、序盤流れを掴まれてしまったのですが、終盤で我々もビッグ3でドライブを止めることのできたシーンもありました。
ディフェンスでしっかりアジャストして明日に臨みたいです。
(得点面について)
我々はオフェンス力のある選手が多いところが強みで、今日は特に平尾選手が素晴らしいパフォーマンスをみせてくれましたので、アグレッシブさで貢献できるように意識していました。