スターティング5

ゲームレポート

1Q 名古屋D 23-25 茨城

#7 駒沢のペイントアタックで先制すると、#3 長谷川はフローター、#21 ジェイコブセンはバスケットカウントで後に続く。#21 ジェイコブセンはインサイド、3Pシュートとバランス良く得点を重ねる。#29 鶴巻のミドルシュート、#0 フランクスのファストブレイクと多彩なオフェンスパターンを見せる。終盤には#1 小島、#8 クックのフリースロー、#1 小島のアシストから#9 ヤンが3Pシュートを沈め、23-25で第2Qへ。

2Q 名古屋D 38-41 茨城

#7 駒沢のミドルシュート、#8 クックのアシストで#21 ジェイコブセンのバスケットカウントとリズム良く得点する。#7 駒沢から#8 クックへのアリウープが飛び出し、ロボッツペースに持ち込む。#29 鶴巻はディフェンスでもハッスルを見せる。#8 クックは力強いペイントアタックで連続得点を挙げる。終了間際には#7 駒沢の3Pシュートが決まり、再びリードを奪う。38-41で前半終了。

3Q 名古屋D 62-58 茨城

中々リズムを掴めないなか、#0 フランクスのバスケットカウント、スティールから#3 長谷川のレイアップで持ち直す。一進一退の攻防が続くが、#9 ヤンのペイントアタック、#0 フランクスのファストブレイクと得点を重ねる。#8 クックが個人技で得点を伸ばし、62-58で第4Qへ。

4Q 名古屋D 89-68 茨城

#21 ジェイコブセンから#8 クックへのアリウープ、#9 ヤンのスティールからアタックなど、果敢に攻め続ける。相手の猛攻を受けるが、#10 陳岡のペイントアタックや#3 長谷川の3Pシュートで食い下がる。反撃及ばず、89-68で試合終了。

試合後コメント

クリス・ホルムHC

-試合を振り返って
前半と後半で全く違う内容の試合になってしまいました。前半に関しては、自分たちがやりたかったことを遂行でき、良い流れを作れたと思います。特にチームとして一番大事にしているディフェンスが、非常によく機能していました。 ハーフタイムには「名古屋Dさんは優勝を本気で目指しているチームであり、後半はプレッシャーを強めて大差をつけてくるだろう」と予想し、準備をして臨むよう選手たちに伝えました。しかし、結果としてその準備が十分ではありませんでした。第3Qの最初の6ポゼッションほどで、後半の展開が決まってしまったように思います。今後は、立ち上がりのメンタリティを改善しなければ勝てないと感じています。
また、名古屋Dさんのような優れたチームに対しては、イージーショットのミスやターンオーバーといった些細なミスが、一気に点差を広げられる原因になります。接戦の場面でフリースローを2本落としてしまうなど、決めきるべきところを決めないと、強豪相手に勝利するのは困難です。そういった細部を突き詰め、改善に取り組んでいきたいと思います。

-積極的なペイントアタックが目立っていた
その点については、事前に選手たちと共有していました。 私たちのオフェンスの主軸である#0 フランクス選手と#8 クック選手に対しては、相手も強いプレッシャーをかけてきます。また、3Pシュートのある#3 長谷川選手や#7 駒沢選手に対しても、かなり厳しくマークをしてきていました。
そうした中で、逆にマークが空きやすくなるのが#10 陳岡選手、#29 鶴巻選手、#9 ヤン選手の3人です。今回は彼ら3人がその状況を理解し、非常にアグレッシブに良いプレーをしてくれたと評価しています。

#9 ヤンジェミン選手

-試合を振り返って
今日は非常にハードにプレーできましたが、終盤に強度が落ちてしまう時間帯がありました。練習から改善に取り組み、最後までハードに戦い抜けるチームになれるよう努めていきたいと思います。

-プレータイムが伸びてきている中、自身の手応え
特にセカンドユニットで、#1 小島選手や#14 久岡選手とプレーする時間が長くなっています。お互いの強みや、「こういう動きならパスが来る」といったタイミングが掴めてきました。プレー中のフィット感やチームワークは確実に向上している手応えがあります。

-次節の秋田戦に向けて
まずは準備が重要です。火曜日の練習から試合と同じ強度で取り組み、良い準備をして試合に臨みます。 秋田戦はお互いに負けられない試合になります。激しさや、細かい部分へどれだけ集中できるかが勝敗の鍵になってくると思います。