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2023-24シーズン ロスター確定のご報告及びチーム編成についてのGMマーク貝島コメント

LuckyFes

いつも茨城ロボッツに熱いご声援をいただき、ありがとうございます。

この度、茨城ロボッツは、2023-24シーズンを共に戦うロスターが確定しましたのでご報告いたします。
また、マーク貝島ゼネラルマネージャーより、2023-24シーズンの編成意図についてご説明をさせていただきます。

2023-24シーズン ロスター

#1 トーマス・ケネディ
#2 モサクダミロラ
#7 浅井修伍
#8 ヘンリー・エレンソン
#11 チェハーレス・タプスコット
#12 松本礼太
#13 中村功平
#17 山口颯斗
#21 エリック・ジェイコブセン
#22 中村ジャズ
#25 平尾充庸
#29 鶴巻啓太

マーク貝島GMより、2023-24シーズン編成意図のご説明

2023-24シーズンのトップチームロスターが確定しましたので、今回の編成についてご報告とその意図について説明させていただきます。

はじめに

今オフは、選手・スタッフともにロボッツから新たなチームに移籍するメンバーが出ました。
多嶋選手(大阪エヴェッサに移籍)、福澤選手(アルバルク東京に移籍)、林選手(福島ファイヤーボンズに移籍)、鍵冨選手(ファイティングイーグルス名古屋に移籍)、ジャワラ選手(徳島ガンバロウズに移籍)、クラットウィグ選手(退団)が退団致しました。福澤選手に関しては5年間の在籍期間で、ロボッツのB2時代からチームを支えてくれました。彼ら全員に大きな感謝をすると共に今後の活躍を心から祈っております。
スタッフに関してはグレスマンHCが退団、福田AHCが秋田ノーザンハピネッツに移籍、落合通訳がシーホース三河に、そして中島ATが退団となりました。特にグレスマンHCに関してはB1昇格の立役者として多大なる貢献に感謝の気持ちを述べたいと思います。

コーチ・スタッフ編成

今シーズンの編成ですが、選手は主力をほぼ残すことに成功し、コーチに変化を与えました。

まず新たなコーチを招聘することからスタートしました。私は新たなコーチの条件として以下の3点を挙げました。
1. 世界のトップリーグであるNBAのエッセンスを持っている
2. Bリーグでの経験があり、Bリーグを理解している
3. グレスマンHCはじめ先人のHCたちが作り上げたロボッツの魅力のバトンを受け取ることができ、本当の意味でRobots Speedを実践できる

この条件に一番合ったコーチが、ジェームズ・アンドリセヴィッチスーパーバイジングヘッドコーチ(SVHC)でした。アンドリセヴィッチ氏はNBAの中でも特にアップテンポなバスケットボールを展開するウォリアーズの下部組織などで経験を積んだコーチであり、またBリーグでのコーチ経験もあります。今回アメリカ→日本のライセンスの移行条件が合わずにスーパーバイジングヘッドコーチという役職になりましたが、実質的にはチームの指揮をアンドリセヴィッチ氏が取ることになります。
私は良いチームの条件として一番大事なのはGM(クラブ)とコーチが同じ考えであることであると考えています。アンドリセヴィッチ氏と初めて話した時から、我々は同じ方向を向くことができ、同じコンセプトを持ち、バスケットに対する考えに共感しました。
その後アンドリセヴィッチSVHCの周りを固める人材としてホルムHC(継続)、そしてHCの経験もありかつACとして経験豊富な東島氏を招聘しました。
パフォーマンスチームに関しては、ヘッドアスレチックトレーナー(HAT)としてプロ野球で経験を積んだ林氏を招聘し、神部ATと大塚S&Cとタッグを組みリーグトップのパフォーマンスを実現したいと思います。現在Bリーグは怪我人を出したチームが負ける傾向にあります。勝敗に直結する非常に重要なユニットですので、期待をしています。

ポジションレスなバスケットボールを目指す選手編成

選手編成に関しては、基本的にポジションレスな考えでロスターを組んでいます。PG、SGなどポジションではなく「役割」のバランスを重視して考えました。
例に挙げると、
・ハンドラー(ボール運びが出来、オフェンスを始めることができる)
・スコアラー(得点)
・リバウンダー
・ディフェンダー(平面全般のディフェンス)
・リムプロテクター(リングを高さで守る)
という風にゲームの中で様々な役割を選手が担い、ひとつになって勝利を目指すというイメージです。例えばタプスコット選手は登録上はPFですが、今シーズンはPG的な動きをたくさんしてもらいます。ですので、PG/PFという表記もできるのですが、彼はハンドラーでありスコアラーであり、リバウンダーでもあるという認識です。

■継続選手について
まず、これまで以上にスピードを重視したチームに昨シーズンのコアメンバーたちはしっかりフィットして活躍してくれると思っています。

ケネディ選手:リーグトップクラスのシュート力、オフェンス能力はとてつもないものがあります。今シーズンはスペーシングが増え、得点のチャンスがかなりあると期待しています。

タプスコット選手:マルチな役割を担うでしょう。実質的PGとしてオフェンスをスタートし、スコア、アシスト、リバウンドと今シーズンも忙しくプレーしてくれそうです!

中村功平選手:昨シーズンを経てかなり飛躍してくれました。得点、アシスト、ディフェンス面で大きく役割が増えそうです。Bリーグを代表する選手に成長する大きなチャンスだと考えています。

山口選手:アンドリセヴィッチSVHCのバスケットをすることで、ハンドラーとしてさらに開花すると期待しています。194cmのサイズでここまで安定的でかつタイトなハンドリングができる選手は稀だと思います。ディフェンスも年々成長しており、ロボッツのメインプレイヤーの1人としてだけでなく日本代表になれる選手だと思っています。PG的なプレーにもチャレンジしてほしいと考えています。

ジェイコブセン選手:チームの大黒柱です。リバウンド、ディフェンスと年々上昇する3Pシュートを武器にチームを安定させてくれるでしょう。個人的に今シーズンは3Pのアテンプトをさらに増やしてほしいと思っています。

平尾選手:リーグ屈指のハンドラーでありスコアラーです。スペーシングが豊富なアンドリセヴィッチSVHCのバスケットにかなり合っていると思います。今シーズンは更なるスタッツの上昇を期待し、引き続き強いリーダーシップでチームを引っ張っていってほしいです。

鶴巻選手:マルチなポジションでのディフェンスがかなりの貢献度が期待されます。怪我から復帰して1年が経ち、定評のある身のこなしが再度見られるはずです。本来3&D(3Pとディフェンスを得意とするウィング選手の理想系)タイプですが、今期はハンドラーにも挑戦してもらいたいと思っています。

■新規選手について
新規選手はインパクトがある選手が来てくれました。

モサク選手:シーズン後半は4割を超える3Pの確率でしたし、大型ハンドラーとしてかなり期待しています。サイズを活かしたディフェンスにも定評があります。Robots Speedをダイナミックに体現してくれると期待しています。

松本選手:琉球で優勝を経験した若手ウィングです。シュート力があり、高強度のディフェンスで貢献してくれると思います。成長の伸び代もあるのでどういう選手に成長してくれるのか楽しみです。

エレンソン選手:今シーズンの編成の目玉と言える元NBA選手(ニックス・ピストンズ・ラプターズ・ネッツ)です。209cmの長身からシュートそしてドライブができるワールドクラスのプレイヤーです。エレンソン選手は1年目からBリーグNo.1クラスの選手になる可能性を秘めた選手です。ぜひエレンソン選手のプレーを楽しみにしてください!

そして最後にBリーグで一番成長するチームにふさわしいこの2名を挙げたいと思います。去年から大きくGEAR UPした選手たちです。

浅井選手:特別指定から選手契約させてもらいました。197cmの長身から素晴らしいシュート力を持っています。それだけでも稀な才能だと思いますが、現在ハンドリングとディフェンスを強化しており、リーグ屈指のウィングになる準備をしている途中です。

中村ジャズ選手:練習生からの昇格です。昨シーズン練習中、何度もロボッツの選手たちをディフェンスで止めているシーンがあり、オンボールのディフェンス力に関してはすでにB1トップレベルだと感じております。ディフェンスとスキルアップしたオフェンスをぜひファンのみなさまに見てほしいと思っています。

ロボッツのバスケットはポジションにこだわらないため、例えば
山口選手 (194cm)
モサク選手 (193cm)
タプスコット選手 (196cm)
ケネディ選手 (201cm)
エレンソン選手 (209cm)
というラインアップであれば、ハンドラーは全員が担えるため、PGが5人居て彼らが自由にオフェンスを展開するというイメージになります。これがいわゆるポジションレスバスケで、全体的にサイズアップを図ったのはこれが意図です。

ロボッツが目指すチーム像

最後に、ロボッツとして今後目指すチーム像を明確にしたいと思います。

1. UPTEMPO
スピード溢れるバスケットを展開する。対応力、適応力、アジャストメントもスピーディーに。オフェンス・ディフェンスでポジションレスになり、アップテンポで速さのあるバスケを目指す。

2. UNSELFISH
ONE TEAMになり、高いチームワークと共に勝利を目指し、チームワークが常に存在するアンセルフィッシュなカルチャーを作り上げる。

3. NATTO
我々が今シーズンを本当に勝っていくためには粘り強くプレーすることが必要です。昨シーズンの三遠戦GAME2での大逆転勝利のように「ロボッツはあきらめない」プレーをしっかり継続し、水戸名物の納豆のように粘って粘って勝利を勝ち取る。
Nakama wo Shinjite (仲間を信じて)
Aggressive ni Semete (アグレッシブに攻めて)
Transition wo Hayaku (トランジションを速く)
Tight na Defense de (タイトなディフェンスで)
Owarimade Nebariduyoku Tatakau (終わりまで粘り強く戦う)

そして4つ目としてIMPROVEMENTを強調したいと考えています。ポテンシャルのある選手に加入してもらい、彼らを育て、できる限り長く在籍し活躍してもらう。Bリーグで一番成長できるチームを目指したいと思います。

速い展開+粘り強さ+そして最も成長するチーム。この3つの要素が混ざり合い、勝利を目指します。

今シーズンもよろしくお願いします!

茨城ロボッツGM
マーク貝島

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