スターティング5

ゲームレポート

1Q 茨城 21-24 秋田

第1Q #32 メイと#21 ジェイコブセンの好連携で先制スタート。その後も#25 平尾のバスケットカウントや#32 メイのアタックで得点を重ねる。一方秋田は#6 赤穂がブロック、3Pシュートと攻守共に活躍を見せ、互いに譲らぬ展開。終盤のタイムアウト明けに連続得点を許し21-24で第2Qへ。

2Q 茨城 42-42 秋田

開始早々#17 山口が2本の3Pシュートを沈める。中盤、秋田#51 古川に高確率でシュートを決められるも#21 ジェイコブセンの積極的なアタックで食らいつく。ラストショットを#17 山口が決め切り42-42で前半終了。

3Q 茨城 64-68 秋田

秋田#51 古川が連続で3Pシュートを沈めるも、#29 鶴巻がディフェンスでチームに流れを引き寄せる。続いて#25 平尾、#21 ジェイコブセンのタフショットが決まり、逆転。終盤に再度逆転を許し、64-68で最終Qへ。

4Q 茨城 94-81 秋田

#21 ジェイコブセンがバスケットカウントを奪い、流れを掴む。途中、秋田#17 中山にブザービーターを決められるも、#17 山口が3本の3Pシュートを決め切り、一気に引き離す。最後までチームディフェンスで守りきり94-81で試合終了。

試合後コメント

リチャード・グレスマンHC

-試合を振り返って
今シーズンの中で会心の勝利の1つだと思います。選手たちのことを誇りに思います。秋田さんのような強いチームを相手にして、高確率で3Pシュートを決められても動揺せずに戦い続けてくれました。
東島AC兼通訳が試合後にロッカールームで話してくれたのですが、第4Qに見せた戦いぶりが、ロボッツのあるべき姿だと思います。

-2試合共に60点台に抑えられたA東京戦を経て、どのような攻撃の見直しをしたか
まずは、48得点をペイント内で取れたことはとても大きいと思います。秋田さんは、激しくプレッシャーをかけてくるチームなので、今日の試合ではターンオーバーを12回以内に収めるという目標を立てていました。
結果として、10回に抑えられたのでそこは本当に良かったと思います。そして、最も重要なのは選手個々の活躍だと思います。#17 山口選手が27得点、#25 平尾選手と#32 メイ選手が20得点と、3選手が20点以上の得点を挙げて、バランス良く得点ができました。

#25 平尾充庸選手

-試合を振り返って
出だしからロボッツらしい良いバスケットはできていたと思いますが、ディフェンスでは効率良く3Pシュートを決められてしまったことが、今日の試合を通しての反省だと思います。ですが、今日のゲームプランであったインサイドでの失点を30点以下に抑えようという目標に関しては、プラン通りに遂行することができました。
自分たちはこの勝利に満足してはいけないですし、今日は今まで以上に良いプレーができたとは思っていますが、まだまだ残り6試合でも成長できると思っているので、しっかりと自分たちのプレーを見つめ直して、次に繋げられたらと思います。

-残留争いも佳境を迎えているが意識することは
僕自身は今日の試合をトーナメントだという気持ちで臨みましたし、負けたら終わりというくらいの気持ちで毎試合チームのみんなが挑むことができたら、今日のような試合ができると思います。全員が戦う姿勢を全面に出してくれて、リバウンドでもディフェンスでも戦ってくれる、そういった良いゲームができると思っています。
色々な気持ちがありますが、あくまでもベクトルは自分たちに向けて、しっかりと戦い続けたいと思います。

-退団が発表された#84 オブライアント選手に向けて
#84 オブライアント選手が来てからチームは上向きになっていきましたし、苦しい時期を支えてくれたプレーヤーだと思っています。
彼自身もおそらくもっともっとロボッツでプレーしたかっただろう中で、怪我で泣く泣くコートを離れなければいけなくなってしまいましたが、僕たちとしては感謝の気持ちしかないです。
苦しい時期を一緒に過ごしてきた仲間なので、またどこかで一緒にバスケットがやりたいと思っていますし、残りの試合も#84 オブライアント選手のためにも戦いたいと思います。