試合後コメント
クリス・ホルムHC
-試合を振り返って
今日は相手チームのホーム最終戦ということもあり、厳しい展開になると予想して臨みました。第3Qまでは良い内容で進めることができましたが、第4Qでの失速が響き、悔しい結果となりました。#20 フロイド選手の不在やファウルトラブルなどもありましたが、その中でもやりきれなかったことが敗因だと受け止めています。
-今シーズンを通じてのディフェンスにおける振り返り
今シーズンは「ディフェンスの強化」をテーマに掲げて取り組んできました。昨シーズンはリーグ最下位だったディフェンス指標が、今季は中位にまで改善され、平均失点も約10点減少しています。選手たちが日々努力を重ねてくれた成果だと思います。来季はさらに上位に食い込めるよう、ディフェンス面の精度を高め、オフェンス面の課題も整理していきたいと考えています。
-ヘッドコーチ1年目を振り返って
シーズンを通して多くの困難がありましたが、特にチーム状況が厳しい中でも選手たちの気持ちを切らさず、前向きに戦い続けることの難しさを実感しました。スタッフや関係者の支えがあり、チームとして最後まで戦い抜けたことに感謝しています。今季の経験を今後のキャリアにしっかりと生かし、より強いチームづくりに引き続き取り組んでいきます。
#0 ロバート・フランクス選手
-#20 フロイド選手が欠場する中、どういった意識でプレーしたか
外国籍の選手が2人で戦うことはすごく難しいことです。今日の試合はそれで準備したものの、ディフェンスのところを遂行できませんでした。
-今季加入してチームの中心選手としてプレーしたことについて
60試合通して、良い時も悪い時もありました。特に怪我人が出て、長期離脱する選手もいて難しいこともあった中で、戦い続けることはできました。そこは良かった点だと思います。
-個人として成長できた点は
自分がエースでとしてプレーしていて、相手が対策して守ってきて、シーズン最初の方は中々得点を挙げることができませんでした。その中で、シーズンの後半に向けて、どんなディフェンスに対しても必ず得点を取ることができるようになってきました。
更に相手に対応されても、そこから自分たちのシステムオフェンスで得点を重ねる事ができました。そこは成長できたと感じた部分です。
#14 久岡幸太郎選手
-試合を振り返って
前半で相手に得点を取られすぎて、自分たちのペースで試合を進められませんでした。
-勝負の分かれ目となった第4Qについて
自分たちが狙いたいポイントをずっと攻め続けて、良いシュートも打ててはいたのですが、決めきることができませんでした。
良い形でシュートを打てても入らない日もあるし、逆に相手に打たせたいシュートを打たせている中で、相手がいつも以上の確率で決めてくる時もあります。
北海道さんはホーム最終戦で、会場の応援の力も影響して、今日のような試合展開になったと思います。
-今シーズンの自身のプレーを振り返って
単純に出場機会が増えたり、任せてもらえることがどんどん増えていったことは嬉しく思っています。
ただ、そのきっかけが#3 長谷川選手の怪我であったことや、自分自身満足のいく結果を残すことができた試合は数少なかったので、まだまだ成長しなきゃいけないと思います。シーズンを通して60試合戦い抜けた部分に関しては、まず自分を褒めてあげたいと思います。
加えて、コーチ陣はもちろん、トレーナーやマネージャーが色々サポートしてくれて、選手たちもそれぞれ自分たちは何ができるかと考えながら日々過ごしました。結果が少しずつ積み重なってきたことや、ファン・ブースターの皆さんが、最後まで現地の北海道まで来てくださったり、今節は水戸でもパブリックビューイングで、どんな状況でもずっと熱く応援してくれていることが僕たちの力になっています。
下を向かずに前を向き続けて、1つずつでも成長していこうと、終盤でも上向きになった大きな要因の1つだと思います。
#25 平尾充庸選手
-試合を振り返って
1試合目を取ったことで、越谷戦と同じシチュエーションになり、今日はどのように戦ってくるかは予想できていましたが、北海道さんの3Pシュートを最終的に止めきることができず、痛い敗戦となりました。ただ、負けの中でも、#24 サン選手、#7 浅井選手、昨日の試合では#2 モサク選手が、最後の最後までステップアップを見せたことは収穫だと思います。最後まで自分たちらしく諦めない姿勢は、現地・バスケットLIVEを通して見てくださったファンの皆さまにも伝わったと思いますし、昨シーズンよりはステップアップできたシーズンだったと思っています。
-今季はどのような想いでシーズンを戦ったか
まずは、昨シーズンより結果を残さなければいけないという意識はありました。降格がないシーズンでモチベーションを上げることに関しては非常に難しいかもしれませんが、それでも自分たちは1人でも誰かが応援してくれている状況であれば、戦わなくてはいけません。
それが僕たちプロの仕事なので、それ自体が1つのモチベーションになっていたと思います。ただ、昨シーズンよりは良かったとしても、この結果はまだまだ納得できるものではありません。応援してくれる方々にもっと勝利を見せなくてはいけません。そのために、チームとしてもプレーヤーとしても成長していく必要があると感じています。
-現地のブースターやPVイベントについて
SNSなどでPVの様子を見て、たくさんの人が駆けつけてくれていました。また、北海道にもファンの方々が足を運んでくれており、茨城県全体が少しずつですが、ロボッツを応援してくれてるようになってきたと感じます。しかし、知名度で言えば、まだまだ行き渡ってない部分もあると思うので、自分たちで茨城県全体から愛されるようなチームになっていきたいです。