
いつも茨城ロボッツに熱いご声援をいただき、ありがとうございます。
この度、遥天翼U15男子ヘッドコーチとの契約が満了となり、茨城ロボッツを退団、また熊本ヴォルターズのアシスタントコーチに就任することとなりましたのでご報告いたします。
遥天翼 -Tenyoku You-

■生年月日:1988年10月6日
■出身地:中華人民共和国
■選手歴
2011-13 | 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(JBL) |
2013-14 | 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(NBL) |
2014-16 | 熊本ヴォルターズ(NBL) |
2016-18 | 新潟アルビレックスBB |
2018-19 | ライジングゼファー福岡 |
2019-20 | 東京サンレーヴス |
2020-22 | 茨城ロボッツ |
■コーチ歴
2022-25 | 茨城ロボッツ U15男子ヘッドコーチ |
遥天翼U15男子HC コメント
2024-25シーズンをもちまして茨城ロボッツを離れることになりました。退団に際し、在籍期間中にお世話になった全ての皆さまへ、感謝の気持ちをお伝えする機会をいただきありがとうございます。
選手として過ごした2シーズンを振り返ると、とても感慨深いものがあります。茨城ロボッツへ移籍してきた最初のシーズン、”B1昇格”という明確な目標を果たすために自分の持てる全てを捧げる覚悟で移籍してきました。当時のシーズンを思い返すと、決して順風満帆な道のりではありませんでしたが、壁にぶつかる度にチーム力が上がっていくことを実感しました。プレーオフに入った後はより強く不安とプレッシャーを感じましたが、B1昇格を決めたあの試合、ブザーとともにアダストリアみとアリーナの天井にボールが高々と打ち上げられ、ベンチメンバー含むチーム全員がコート上になだれ込んだ、あの瞬間は今でも鮮明に焼きついています。あの喜びをロボッツに関わる全ての皆さまと分かち合えたことは、私のキャリアにおける最高の思い出となりました。 B1で戦った2021-22シーズンでは、シーズン終盤にマークやツル、功平をはじめ多くの選手が次々に怪我で離脱していく苦しい状況の中、シーズンが終わる最後の最後まで納豆のように粘り強く戦い抜いたチームを誇りに思います。 特に8人という限られた人数の中で勝ち切った秋田戦はその象徴となる試合でした。そのような誇りに思えるチームのもとで、そして多くのファンの皆さまが見守る中、ロボッツのユニフォームを着たまま現役生活を終えられたことは本当に幸せでした。
そして、選手引退後、U15男子ヘッドコーチとして約3年間、指導の機会をいただきましたが、選手からコーチへと立場が変わり、初めて見える世界や直面する課題も多く、自身の未熟さを痛感する毎日でした。そうした中でも、ユーススタッフをはじめ多くの方々からのご指導、そして温かいサポートのおかげで、この3年間で数々の成果を上げることができました。特に、毎日茨城杯での初優勝、U15 CLUB BASKETBALL GAMESへの初出場、そしてB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIPでのベスト8という結果は私にとっても大きな喜びとなりました。何よりここまで来ることができたのは、今に至るまで自分を信じてついてきてくれた選手たちのおかげだと思っています。みんな本当にありがとう!
最後になりますが、まずは堀さんをはじめ、私という人間を選手として茨城ロボッツに受け入れてくださったこと、心より感謝申し上げます。そして、苦楽を共にし、同じ目標に向かって戦ったチームメイトたち、陰日向なくチームを支えてくださったフロントスタッフ、コーチングスタッフの皆さま、 並びにご支援いただいたスポンサー企業の皆さま、茨城ロボッツに関わる全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。
茨城ロボッツでプレーできたこと、そして指導に携われたことを誇りに思います。今後の茨城ロボッツのさらなる発展と成功を心より願っております。
5年間、本当にありがとうございました。